メバルやセイゴなどのライトゲームで活躍の場が多いスモールサイズのシンキングペンシル。
釣果の実績も多いルアーながら、反面この種のルアーを苦手とするアングラーも多いようです。
その理由としてよく挙げられるのが、シンペン特有の引き心地感が弱いナチュラルな泳ぎ。
ルアーの動きが手元に伝わりにくいので、ちゃんと泳いでいるのか不安になる方も多いのです。
しかしそんなゆったりとした滑らかな泳ぎこそがシンキングペンシルの大きな強みでもあり。
そんな理由だけで活躍の機会が減ってしまうのは、じつに勿体ないと思います。
APIAのスモールシンキングペンシル｢
パンチライン45｣に新色が追加されました。
良く釣れるルアーとして頼りにする場面が多いので、今後の活躍がさらに楽しみです。
とくに気になるのがこの｢ナイトペール｣という、なんとも艶めかしい感じのニューカラー。
透明感のあるボヤッとしたカラーにちりばめられたゴールドのラメがバリッと効いてます。
バチパターンを意識しているアングラーにはなおさら気になるカラーではないでしょうか。
頭部をスパッと切り落としたような、じつに独特なヘッドデザイン。
ここに水を受けて、その抵抗が程好い引き心地感になります。
場所やレンジを変えながら引いていると、潮の効き具合の違いが手元に伝わってくるし。
引いてる途中で流れが変わっていても、その境い目をしっかり掴み取る事ができました。
こんな小さなルアーのほんのわずかな工夫ですが、意外と大きな効果が感じられます。
理由はよくわかりませんが、こういうカラーが抜き出て釣れる事が過去に幾度かありました。
そんな時って他のカラーは全滅なのに、なぜかこのカラーだけ反応する偏食パターンです。
なので、何を投げても釣れない時に、最後の最後に投入するカラーとして待機させておく。
そんな出番を用意してあげるのも良い策かと思います。
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