2022年05月24日
ナノダックスショックリーダー その強さの秘密は?
ショックリーダーをはじめとしたフィッシングラインの強度。
これを意識しているアングラーは少なくないと思います。
商品のパッケージに表記されたラインの強度。
この数値を見比べながらラインを選ぶ人も多いでしょう。
ここに書いてある数字は、実釣での強さと同一ではないのですが。
それを踏まえた上で比較すると、このような差を見る事ができます。
まず左側から、アプロードソルトマックスショックリーダー。
素材はナイロンで、太さは4号(直径0.330mm)。
表記された強度は16ポンドです。
続いて中央は、シーガープレミアムマックスショックリーダー。
素材はフロロカーボンで、太さは同じく4号(直径0.330mm)。
表記された強度は、少し強い17.5ポンドです。
そして右側が、アプロードナノダックスショックリーダー。
ナノダックス素材で、こちらも同じく4号(直径0.330mm)。
表記された強度は、さらに強い20ポンドです。
これは4号ラインだけでなく、すべての太さで同様の差が生じます。
それでは、なぜナノダックスは他のラインよりも強いのでしょうか。
ナノダックスラインは、その物質を構成する分子が密に繋がっているのです。
分子と分子の間の小さな隙間をナノサイズの分子が埋めているイメージです。
濃い密度で分子が結束する事により、さらに強度の優れたラインとなるわけで。
イメージ的な説明にはなりますが、それがナノダックスラインの強さの理由です。
そしてこんなに特殊な構造で強度も優れているのに、なぜか値段は安いのです。
実際この3つで比較しても、長さ相当の価格で最も安いのがナノダックスです。
■ナノダックス ショックリーダー:2号~3号(当店通販サイト)
■ナノダックス ショックリーダー:3.5号~6号(当店通販サイト)
※ナノダックスショックリーダーは50m巻きです
ただ、ナノダックスショックリーダーには、ちょっとだけ気になる事があります。
これはナノダックス素材の特性ではないと思うのですが。
ショックリーダーのラインカラーが、なぜか淡いブルーなんです。
赤いスプールバンドに隠れているのでラインの色はほとんど見えませんが。
実際のラインカラーは、こんな色をしています。
とはいえ単線で見れば本当に薄~いクリアブルーです。
50m巻きスプールだから濃い色に見えますが、これほど強くはありません。
それに水中では少し色が付いていた方が目立ちにくいという説もあるし。
そんなに気にするほどの事ではないのかもしれません。
とりあえずラインカラーが気になるという方に、念のためご案内しておきます。

■ルアーショップ・マスオカは朝10時から夜8時まで営業しています。
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Posted by マスオカ店長 at 20:00
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